留学先で友達を作る方法|英語が苦手でも溶け込むコツ | 留学ログ|体験ベースの留学メディア

結論:留学先で友達を作るのに、流暢な英語は必要ありません。必要なのは「自分から動く」ことと「同じ時間を共有する」ことだけです。

要点は3つです。
英語力より「話しかける回数」。うまく話せなくても、笑顔で自分から声をかける人に友達ができます。
一緒に何かをすると一気に距離が縮まります。会話が続かなくても、活動を共有すれば仲良くなれます。
日本人だけで固まらないのが最大のコツ。ここを崩すと、英語も友達作りも中途半端になります。

「英語が話せないのに、現地で友達なんてできるの?」。留学前の私が一番不安だったのがこれでした。私は英語ゼロ・TOEIC400点から大学生のときにロンドンへ1年間留学し、最終的にTOEIC800点まで伸ばしました。渡航直後は相手の英語がまったく聞き取れませんでしたが、それでも現地で友達はできました。

この記事では、英語が苦手でも留学先で友達を作り、環境に溶け込むための具体的な方法を、私の実体験からお伝えします。

大前提:友達作りに流暢な英語はいらない

最初にお伝えしたいのは、友達ができるかどうかは、英語力ではなく「行動」で決まるということです。私が渡航直後、まったく英語が聞き取れなかった時期でも、自分から話しかけていた相手とは自然に仲良くなれました。逆に、英語が上手でも受け身な人は、意外と孤立しがちです。

語学学校のクラスメイトは、みんな同じように「母国語ではない英語」で話しています。つまり全員が同じ土俵です。完璧な英語を話す必要はまったくありません。カタコトでも、自分から声をかける勇気があれば友達はできます。

英語が苦手でも友達を作る5つの方法

1. 自分から「話しかける回数」を増やす

友達作りは確率です。10人に話しかけて2〜3人と仲良くなれれば十分。だから大事なのは、とにかく自分から声をかける回数を増やすことです。私は「Where are you from?(どこ出身?)」という一言を、留学中に何百回言ったか分かりません。この一言から始まった友達がたくさんいます。

2. 使えるカンタン鉄板フレーズを持っておく

場面 使えるフレーズ 意味
初対面 Where are you from? どこ出身ですか?
会話のきっかけ How long are you staying here? どのくらい滞在するの?
誘う Do you want to grab a coffee? コーヒー飲みに行かない?
聞き取れないとき Sorry, can you say that again? もう一回言ってくれる?
連絡先交換 Can I get your Instagram? インスタ交換しない?

この5フレーズを丸暗記しておくだけで、会話の入口と出口が作れます。「聞き取れないときのフレーズ」を持っておくと、会話が途切れる恐怖がなくなります。

3. 「一緒に何かをする」場に飛び込む

会話だけで仲良くなるのは、英語が苦手だとハードルが高いです。そこでおすすめなのが、一緒に活動する場です。学校のアクティビティ、スポーツ、料理、パーティー。同じ時間を共有すると、言葉が完璧でなくても距離が縮まります。私はクラスメイトと一緒に出かけたり、フラットメイトと夕食を作ったりする中で、自然と友達が増えていきました。

4. ホームステイやシェアハウスを活用する

滞在先は友達作りの宝庫です。ホームステイならホストファミリー、シェアハウスならフラットメイトと、毎日顔を合わせます。毎日会う相手とは、英語が下手でも自然と仲良くなれます。私は自炊で食費を節約していましたが、キッチンでフラットメイトと一緒に料理する時間が、そのまま英語と友情の練習になりました。

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5. 日本人だけで固まらない

これが最重要です。日本人同士は、言葉が通じて楽なので、放っておくとすぐに固まってしまいます。でも日本人グループに入った瞬間、外国人の友達を作る機会も、英語を話す機会も一気に減ります。私は意識的に日本人と距離を取り、外国人のクラスメイトと過ごす時間を優先しました。これが、友達作りと英語上達の両方に一番効きました。

日本人と一切関わるなという意味ではありません。困ったときに日本人の仲間がいるのは心強いものです。ただ、「メインの居場所を外国人コミュニティに置く」というバランスが大切です。ホームシックとの向き合い方は留学のホームシック対策もあわせて読んでみてください。

友達ができると英語が伸びる本当の理由

友達作りを頑張ってほしい理由は、単に留学が楽しくなるからだけではありません。現地の友達こそが、最高の英語の先生になるからです。授業で習う英語は「正しい英語」ですが、友達との会話で覚えるのは「生きた英語」です。スラング、相槌、冗談の言い回しなど、教科書に載っていない表現は、友達との日常の中でしか身につきません。

私が渡航して4ヶ月ほどで話せるようになった一番の要因は、授業ではなく「外国人の友達と過ごした時間」でした。彼らと毎日話す中で、自然と表現が増え、耳も慣れていきました。友達との会話は、勉強という感覚がないまま英語漬けになれる、最強の学習環境です。だからこそ、友達作りは英語上達の遠回りではなく、むしろ近道なのです。

逆に言えば、友達ができないと、授業以外で英語を使う機会が激減します。放課後にひとりで部屋にこもっていては、いくら授業を受けても伸びは限定的です。友達を作ることは、英語を使う「時間の総量」を増やす行為だと考えると、その重要性がよく分かると思います。

友達作りの1週間アクションプラン

  • 初日:クラスの隣の席の人に「Where are you from?」と話しかける
  • 2〜3日目:休み時間に3人以上と会話する。ランチに誘ってみる
  • 4〜5日目:学校のアクティビティに1つ参加する
  • 週末:仲良くなった人と外出。連絡先を交換する
  • 2週目以降:滞在先のフラットメイトやホストとの会話を毎日入れる

失敗例と回避策

ありがちな失敗 回避策
話しかけられるのを待っている 確率と割り切り自分から声をかける
間違いが恥ずかしくて黙る 全員が非ネイティブ・カタコトでOKと知る
楽な日本人グループに定住する メインの居場所を外国人側に置く
会話が続かず落ち込む 会話より「一緒に活動する」場を選ぶ

会話フレーズを事前に仕込んでおくと、初対面のハードルがぐっと下がります。出発前の準備は留学前後の英語勉強法を参考にしてください。

よくある質問(FAQ)

Q. 人見知りで自分から話しかけるのが苦手です。

私も最初は緊張しました。コツは「完璧な会話を目指さない」ことです。「Where are you from?」の一言だけでいいのです。あとは相手が話してくれます。また、留学初日はみんな友達がいなくて心細い状態なので、話しかけられると相手も喜びます。人見知りでも、鉄板フレーズを1つ持っておくだけで、最初の一歩が驚くほど軽くなります。

Q. 英語が聞き取れなくて会話が止まってしまいます。

渡航直後は誰でも聞き取れません。私も最初の1〜2ヶ月は相手の英語がほとんど分かりませんでした。大事なのは「Sorry, can you say that again?(もう一回言って)」と正直に聞き返すことです。聞き返すのは恥ずかしいことではなく、むしろ会話を続ける前向きな姿勢として好かれます。分かったふりをして黙る方が、会話が止まってしまいます。

Q. 日本人が多い学校を選んでしまいました。友達作りは無理ですか?

無理ではありません。日本人が多くても、外国人の生徒は必ずいます。意識的に外国人のクラスメイトに話しかけ、日本人グループとの距離を保てば、外国人の友達は作れます。加えて、学校外のアクティビティや、滞在先のフラットメイトなど、学校以外の出会いを増やすのも有効です。環境が不利でも、行動で十分カバーできます。

Q. 短期留学でも友達はできますか?

できます。むしろ短期の生徒は「限られた時間で仲良くなろう」という意識が強く、距離が縮まるのが速いです。ポイントは、初日から動くこと。2週間しかないなら、1日目から「Where are you from?」を連発するくらいの積極性が、そのまま友達の数に直結します。待っている時間はもったいないです。

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SNSと連絡先で「その後」もつながる

留学中にできた友達は、帰国後もかけがえのない財産になります。だからこそ、仲良くなった相手とは必ず連絡先を交換しておきましょう。今はInstagramやWhatsAppがあるので、国が違っても簡単につながり続けられます。帰国後にSNSでやりとりを続けることが、そのまま英語を使い続けるモチベーションになります。

私も留学中にできた友達とは、帰国後もメッセージのやりとりを続けました。それが「また会いたいから英語を頑張ろう」という気持ちにつながり、勉強を続ける原動力になりました。留学は数週間や1年で終わりますが、そこでできた友達との関係は一生続きます。友達作りは、留学期間中だけでなく、その先の英語人生まで豊かにしてくれる投資なのです。だから恥ずかしがらず、初日から自分から動いてみてください。

まとめ

留学先で友達を作るのに、流暢な英語はいりません。必要なのは、自分から話しかける回数と、一緒に時間を共有する場、そして日本人だけで固まらない意志です。英語ゼロで渡航直後は何も聞き取れなかった私でも、この行動で現地に友達を作れました。友達ができれば英語を話す機会が増え、英語が伸びればもっと友達ができる。この好循環が、留学を最高の経験に変えてくれます。まずは初日、隣の席の人に「Where are you from?」と声をかけてみてください。

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