結論:留学中の食費は「自炊するかどうか」で月に数万円変わります。外食中心だと生活費が一気に膨らむので、自炊を軸にするのが節約の王道です。
要点は3つです。
・外食は高い。ロンドンではランチ1回2000円超えが普通でした。毎日外食だと予算が持ちません。
・自炊は節約だけでなく生活リズムも整う。友達作りやホームシック対策にもなります。
・現地スーパーを使いこなすのがコツ。安い食材と作り置きで、無理なく食費を抑えられます。
留学の費用というと学費や滞在費に目が行きがちですが、意外と見落とされるのが「食費」です。私は英語ゼロ・TOEIC400点から大学生のときにロンドンへ1年間留学しました。物価の高いロンドンで私が一番効かせた節約が、この食費のコントロールでした。
この記事では、留学中の食事のリアルと、無理なく食費を抑える具体的な方法を、私の実体験からお伝えします。
留学中の食事、まず知っておくべきリアル
渡航してまず驚くのが、外食の高さです。特に欧米の都市は外食が高く、ロンドンではランチ1回で2000円を超えることも普通でした。カフェでサンドイッチとコーヒーを頼むだけで、日本の感覚の2〜3倍します。これを毎日続けたら、あっという間に予算が尽きます。
外食中心 vs 自炊中心で食費はどれだけ変わるか
| スタイル | 1日の食費目安 | 1ヶ月の食費目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 外食中心 | 4000〜6000円 | 12〜18万円 | 楽だが高い・予算を圧迫 |
| 外食と自炊の半々 | 2500〜3500円 | 7.5〜10万円 | バランス型・無理がない |
| 自炊中心 | 1000〜1800円 | 3〜5.5万円 | 最安・生活リズムも整う |
この差は1ヶ月で見ても大きいですが、数ヶ月〜1年の留学になると、数十万円単位の差になります。私はこの差を軍資金に回すため、自炊を軸にした生活を選びました。※金額はロンドンなど物価高の都市の目安です。フィリピンやマルタなど物価の安い国では、これより安く済みます。
自炊で食費を抑える具体的なコツ
1. 現地の安いスーパーを使い分ける
どの国にも「高いスーパー」と「安いスーパー」があります。イギリスなら安いスーパーチェーンがあり、そこで買い物するだけで食費がぐっと下がります。最初の1週間で「安いスーパーはどこか」を現地の人に聞いて把握するのが、節約の第一歩です。私はフラットメイトに教えてもらった安いスーパーで、まとめ買いをしていました。
2. 作り置きと簡単メニューを回す
毎食凝った料理を作る必要はありません。私がよく作っていたのは、パスタ、米と野菜炒め、スープなど、安い食材で作れて数回分になるメニューです。週末にまとめて作り置きして、平日は温めるだけ。これで時間も節約できて、勉強や交流に時間を回せました。
3. お弁当を持って外食を減らす
一番お金が飛ぶのが、学校での昼食を毎日外で買うパターンです。私は前日の夕食を多めに作り、翌日のお弁当にして持って行きました。これだけで1日1500〜2000円の外食費が浮きます。1ヶ月で4〜5万円の節約になる計算です。
4. 日本食が恋しくなったらアジア系スーパーへ
ずっと現地食だと、日本食が恋しくなります。多くの都市にアジア系スーパーがあり、米・醤油・味噌・カップ麺などが手に入ります。私も自炊のときに現地で調味料を買って、慣れた味を作っていました。ただし日本食材は割高なことも多いので、「たまのご褒美」くらいのバランスがおすすめです。
まずは「無料カウンセリング」から始めよう
留学は最初のエージェント選びで総額が数十万円変わります。複数のエージェントに無料で費用と学校プランを出してもらい、比較して決めるのが失敗しないコツです。
自炊は「節約」以外にもメリットがある
自炊をおすすめする理由は、節約だけではありません。私が留学して実感した、思わぬ効果があります。
生活リズムが整う
スーパーで食材を選び、自分でごはんを作るという行為は、生活に地に足のついたリズムを与えてくれます。慣れない海外生活でも、料理という日課があると気持ちが安定します。渡航直後の心細い時期の支えにもなりました。ホームシックとの向き合い方は留学のホームシック対策でも触れています。
友達作りのきっかけになる
シェアハウスやホームステイでは、キッチンが交流の場になります。一緒に料理をする、作った料理をシェアする、というのは最高の友達作りのきっかけです。私はフラットメイトと料理を教え合う中で、自然と英語も友情も深まりました。友達作りの詳しいコツは留学先で友達を作る方法を参考にしてください。
浮いたお金を経験に回せる
自炊で浮いたお金は、週末の小旅行やアクティビティ、語学の教材などに回せます。私は食費を抑えた分を、現地でしかできない経験に投資しました。節約は我慢ではなく、お金の使い道を選び直すことだと考えると、自炊が楽しくなります。
自炊が難しい日の「賢い外食」術
とはいえ、毎日きっちり自炊するのは現実的に難しい日もあります。授業や交流で疲れた日、時間がない日は無理をせず外食に頼ってもいいのです。大事なのは、外食する日でも「賢く選ぶ」ことです。
私が実践していたのは、「高いレストランよりスーパーの惣菜やテイクアウト」を選ぶという工夫です。欧米ではスーパーにサンドイッチやサラダ、温めるだけの惣菜が充実していて、レストランの半額以下で済みます。また、ランチタイムのセットメニューやフードコートを狙うと、外食でも比較的安く抑えられます。「外食=高いレストラン」ではなく、安く済ませる選択肢を知っておくだけで、食費のコントロールがぐっと楽になります。
もう一つのコツは、外食を「英語を使う練習」に変えることです。注文するとき、店員さんに一言メニューについて質問してみる。おすすめを聞いてみる。外食のたびに英語を使う小さなチャンスがあると考えれば、外食も無駄ではなく、留学の一部になります。私は注文のやりとりを、毎回ちょっとした英会話の練習台にしていました。
留学の食事・食費チェックリスト
- □ 渡航先の外食物価を事前に調べておく
- □ 滞在先にキッチンがあるか確認する
- □ 現地の「安いスーパー」を最初の週に把握する
- □ 簡単に作れる作り置きメニューを2〜3個決める
- □ お弁当を持って昼食の外食を減らす
- □ アジア系スーパーの場所を確認しておく
- □ 浮いた食費の使い道(経験・旅行)を決める
失敗例と回避策
| ありがちな失敗 | 回避策 |
|---|---|
| 毎日外食で予算がすぐ尽きる | 自炊を軸にし、外食は週数回に絞る |
| 高いスーパーで買い続ける | 現地の人に安いスーパーを聞く |
| 凝った料理で自炊が続かない | 作り置きできる簡単メニューを回す |
| 昼食を毎日外で買う | お弁当を持参して昼の外食を減らす |
| キッチンのない滞在先を選んで自炊できない | 滞在先選びでキッチンの有無を確認する |
食費を含めた留学全体の費用感は短期留学の費用の記事もあわせて確認すると、予算計画が立てやすくなります。
よくある質問(FAQ)
Q. 料理が苦手でも自炊できますか?
できます。私も留学前は料理が得意ではありませんでした。最初はパスタを茹でる、野菜を炒める、といった簡単なものからで十分です。海外のスーパーには冷凍野菜やすぐ使えるソースも多く、想像よりハードルは低いです。数週間もすれば慣れて、レパートリーも自然に増えていきます。完璧を目指さず「食べられるものを作る」くらいで始めましょう。
Q. ホームステイだと自炊できないのでは?
ホームステイは食事付きのプランが多く、朝夕はホストが用意してくれることが一般的です。その場合、自炊するのは昼のお弁当くらいになります。逆に言えば、食事付きホームステイは食費が滞在費に含まれるので、自分で食費管理をする必要が減ります。自炊で節約したいなら、キッチンを自由に使えるシェアハウスや寮が向いています。
Q. 外食は一切しない方がいいですか?
そんなことはありません。外食は現地の食文化を知る貴重な体験ですし、友達との食事は交流の場でもあります。大事なのはバランスです。「平日は自炊、週末や友達との食事は外食」といったメリハリをつければ、節約と経験の両方を得られます。我慢しすぎるとストレスになるので、無理のない範囲で続けるのがコツです。
Q. 食費は1ヶ月どのくらい見ておけばいいですか?
物価高の都市(ロンドンなど)で自炊中心なら月3〜5.5万円、外食も混ぜるなら7〜10万円が目安です。フィリピンやマルタなど物価の安い国ではこれより安く済みます。予算を立てるときは、まず自炊中心を前提にし、外食は「月に何回」と決めて上乗せすると、計画が崩れにくくなります。
まずは「無料カウンセリング」から始めよう
留学は最初のエージェント選びで総額が数十万円変わります。複数のエージェントに無料で費用と学校プランを出してもらい、比較して決めるのが失敗しないコツです。
食費管理は「留学の予算全体」を守る要
最後に強調したいのは、食費のコントロールが留学全体の予算を守る要になるということです。学費や滞在費は最初に決まってしまうため、あとから減らすのは難しいものです。一方、食費は毎日の選択次第で、留学中ずっとコントロールできる数少ない支出です。ここを制する人が、予算オーバーを防げます。
私は「月10万円貯める」といった目標を持って軍資金を管理していますが、その感覚は留学中の食費管理から学びました。日々の小さな選択の積み重ねが、数ヶ月後に大きな差になる。これは留学に限らず、お金全般に通じる考え方です。留学中の自炊は、英語だけでなく、こうした金銭感覚まで鍛えてくれる良い経験になります。せっかくの留学、食費を賢く抑えて、浮いたお金を一生モノの経験に変えていきましょう。
まとめ
留学中の食費は、自炊を軸にするかどうかで月に数万円、長期なら数十万円変わります。外食は高いという現実を知り、安いスーパーを使い、作り置きとお弁当で無理なく節約する。自炊は節約だけでなく、生活リズムを整え、友達を作り、浮いたお金を経験に回せるという多くのメリットがあります。物価の高いロンドンで自炊を続けた私も、この方法で費用を抑えながら1年間の留学をやり切れました。食事は毎日のことだからこそ、賢くコントロールしていきましょう。