IELTSとTOEFLの違い|留学ではどっちを受ける?

IELTSとTOEFLの違いをまず結論から

結論:紙とペン・対人スピーキングが得意で、イギリス・オーストラリア・カナダ留学を狙うならIELTS。パソコン操作に抵抗がなく、アメリカ留学中心で移民局系の英語証明も見据えるならTOEFL iBTが有利です。多くの大学は両方受け付けるため、迷ったら「行きたい国」と「試験形式の相性」の2軸で決めれば失敗しません。

留学準備を始めた人が最初につまずくのが「IELTSとTOEFL、結局どっちを受ければいいの?」という疑問です。運営者自身、ロンドンへ1年語学留学した際にこの2つを比較して悩みました。この記事では、試験形式・スコアの仕組み・採用先の違いを整理し、目的別の選び方まで一気に解説します。

IELTSとTOEFLの基本を1枚で比較

まずは全体像です。両者は「英語力を測る」という目的こそ同じですが、運営団体も設計思想もかなり違います。IELTSはイギリス系、TOEFLはアメリカ系と覚えておくと、この後の違いがすべて腑に落ちます。

項目 IELTS(アカデミック) TOEFL iBT
運営 British Council / IDP / ケンブリッジ ETS(米国)
スコア 0〜9.0(0.5刻み) 0〜120(各30点×4技能)
試験時間 約2時間45分 約2時間
スピーキング 試験官と対面で会話 パソコンにマイクで録音
リスニング 英・豪・米など多様な発音 ほぼ北米発音
受験方式 ペーパー or コンピューター コンピューターのみ
主な採用国 英・豪・NZ・カナダ・欧州 米・カナダ中心(世界的にも可)
結果までの日数 3〜13日 約4〜8日

試験形式の違い:ここで得意・不得意が分かれる

スコアや採用先よりも先に、試験形式の相性を確認してほしいです。ここが合っていないと同じ英語力でもスコアが伸びません。

スピーキングは「対人」か「録音」か

IELTSは試験官と1対1で向き合い、15分弱の会話をします。相手の反応が返ってくるので、対話が得意な人・沈黙が怖い人には向いています。一方TOEFLは、パソコンに向かって用意された質問に一人で吹き込む形式。周囲の受験者も同時に喋っているため、集中力と「独り言に強いメンタル」が要ります。人と話すのが好きならIELTS、機械相手が気楽ならTOEFLという分かれ方です。

ライティングとリーディングの傾向

IELTSのライティングは図表の説明(Task1)と意見エッセイ(Task2)。手書きかタイピングを選べます。TOEFLは「読んで聞いた内容を要約する統合型」があり、複数情報を処理する力が問われます。リーディングもTOEFLはアカデミック色が濃く、大学の教科書に近い硬い文章が中心です。

スコアの前に、まず英会話の無料体験で口を動かそう

IELTSもTOEFLもスピーキングが日本人の鬼門。試験対策の土台は「英語を口から出す習慣」です。無料体験レッスンで自分の話せなさを客観視すると、対策の優先順位がはっきりします。

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スコアの仕組みと換算

IELTSは0.5刻みの9段階で「バンドスコア」と呼ばれます。留学の目安は語学学校でIELTS4.5〜5.5、大学の学部でIELTS6.0〜6.5、大学院で6.5〜7.0あたり。運営者はIELTS6.0を取得しましたが、これは学部進学の下限に届くレベルで、日常会話には十分でも専門論文には辛いという実感でした。

TOEFLは120点満点。大学学部でおおむね61〜80点、有名大学院で90〜100点以上が求められます。IELTS6.5 ≒ TOEFL79〜93が公式換算の目安ですが、あくまで参考値です。志望校の公式サイトで必要スコアを必ず確認しましょう。

目的 IELTS目安 TOEFL iBT目安
語学学校 4.5〜5.5 45〜60
大学(学部) 6.0〜6.5 61〜80
大学院 6.5〜7.0 90〜100
難関校 7.0〜7.5 100〜110

採用先の違い:行きたい国で決めるのが早い

かつては「イギリス=IELTS、アメリカ=TOEFL」の色分けが明確でしたが、現在はアメリカの大学の多くもIELTSを受け付けます。とはいえ傾向として、イギリス・オーストラリア・ニュージーランドのビザ・大学はIELTSが基本で、特に英政府の学生ビザ(UKVI)で認められるIELTSは指定条件があります。アメリカ留学ならTOEFLが最も無難で情報も豊富です。迷ったら「第一志望校がどちらを推奨しているか」を見れば答えが出ます。

目的別・失敗しない選び方

  • イギリス/豪/NZ留学…IELTS一択でOK。ビザ要件も満たしやすい。
  • アメリカ留学…TOEFLが情報量・過去問ともに豊富で対策しやすい。
  • 国はまだ未定…受験地が多く日本人に馴染みやすいIELTSから始めると潰しが効く。
  • パソコン入力が苦手…ペーパー選択できるIELTS。
  • 対面での会話が緊張する…録音式のTOEFL。

試験対策の具体的な進め方はIELTS対策の記事TOEFL対策の記事で詳しく解説しています。留学全体の英語準備は留学の英語勉強法もあわせてどうぞ。

よくある質問

Q. IELTSとTOEFL、両方受けるべき?
A. 基本は不要です。志望校が受け付ける方に絞り、対策時間を集中させた方がスコアは伸びます。

Q. どちらが簡単ですか?
A. 一概には言えません。会話好きならIELTS、独り言録音が平気ならTOEFLが取りやすい、と相性で決まります。

Q. スコアの有効期限は?
A. どちらも2年間です。留学時期から逆算して受験しましょう。

Q. 日本国内で受けられますか?
A. どちらも全国の会場で定期的に実施されています。IELTSの方が受験地・日程が多い傾向です。

Q. 何点あれば日常生活は困りませんか?
A. 目安はIELTS6.0前後(TOEFL80前後)。運営者の実感でも、この水準で買い物や手続きは問題なくこなせました。

Q. スピーキングが苦手でも留学できますか?
A. できますが、現地で最初に苦労するのが会話です。渡航前にオンライン英会話で口を慣らしておくと、到着後の立ち上がりが段違いに速くなります。

試験も現地生活も、鍵はスピーキング

IELTS・TOEFLどちらを選んでも、点数を左右するのは話す力です。まずは無料体験で英語を口から出す習慣をつけ、試験対策と留学準備を同時に前へ進めましょう。

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試験の先にある「どの国のどの学校へ行くか」で迷っているなら、留学も検討するなら留学エージェントの無料カウンセリングで志望校とスコア要件をまとめて相談するのが近道です。

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